皆さまの“となりのお寺”になることを願って
西念寺がほぼ毎月発行している寺報『おしらせ』の400号記念号(2021年4月発行)からの記事になります。
西念寺 住職 釋智暁
『おしらせ』が400号を迎えることができました。この『おしらせ』の発行を続けられたのは、ひとえに共に編集や執筆に携わっていただいている編集委員の方々、行事を運営してご参加いただいております皆さま、そして、この『おしらせ』を受け取って読んでくださっている皆さまのおかげと思っております。
今回、400号の作成を通しておしらせ300号からの9年間を振り返っていると、色々な出来事が昨日のことのように思い出されました。西念寺は、ご縁のある多くの方々の支えがあって成り立っていることを改めて実感しました。
人生にはいろいろな局面があります。うれしいときも、自信に溢れるときもあるでしょうし、悲しいときも、人生が何か確かなことが見えなくて辛いと感じられるときもあるでしょう。生きるということ、“いのち”について、向き合い続けて脈々と受け継がれてきたのが仏教の歴史です。
『おしらせ』では、様々な話題が掲載されておりますが、これからも仏さまの教えについて、より分かりやすく身近に感じられるようにお伝えしていけるよう努めてまいります。
そして、お寺からの物理的な距離にかかわらず、必要な時に、皆さまの必要な形でそこにある、皆さまにとっての“となりのお寺”として、西念寺を感じていただけるように、心をつないで共に歩んでいくような寺になってまいりたいと思います。