11月3日 西念寺報恩講におまいりください
西念寺より
海法龍氏にお話しいただきます
新型コロナウイルス感染症の影響を受け始めてまもなく3年。2020年にマスクをつけて中学や高校に入学した子が、多くの生徒がお互いのマスクを外した顔を見ることなく卒業していくことになるという、そんな長さになります。
一方で、世界では、対立しあい、攻撃しあうという痛ましい出来事が続いています。誰もが認めあうことや平和であることを求めているはずなのに、人間の歴史は争いを繰り返しています。人間として生まれたこと、私として生まれたことを喜べるようになるためには、私たちはどのように歩んでいくべきなのでしょうか。
空しく過ぎていったと振り返る人生ではなく、本当に尊いいのちを生きたと実感できる人生を歩みたいと、悩み・尋ね・見つめ続けた人々の2500年の歩みが仏教の歴史ともいえます。教えに出遇うことを通して、私のすがたに気づかされ、生き方を見つめていく教えです。親鸞聖人はご自身の歩みの中で、法然上人とであい、すべての人を救うと誓われた阿弥陀仏の教えに自らの道を見出し、私たちに示してくださいました。
コロナの収束はまだ見えませんが、このような時だからこそ、教えを聞いていくことを大切にしていきたいと思っております。ぜひご参詣ください。
プログラム
11月3日(祝)
12:30〜13:00 帰敬式
受式者以外の方はお見守りください
13:00〜14:00 法話
横須賀市 長願寺住職 海 法龍氏
14:15〜14:40 勤行
6:30〜7:30 勤行
朝の部終了後、一旦解散となります。
海 法龍氏のプロフィール
1957(昭和32)年、熊本県天草市にに生まれる。横須賀市の真宗大谷派長願寺住職。大谷大学真宗学科、大谷専修学院卒業。真宗大谷派首都圏教化推進本部員。真宗大谷派首都圏広報誌『サンガ』編集委員。著書に『報恩の生活』、共著に『僧侶31人のぽけっと法話集』(東本願寺出版)、『苦悩の海をゆく』(東京真宗同朋の会)、『誰のために葬儀を勤めるのか』等。
西念寺にも2018年の茨城一組同朋大会の講演を書籍化した『新しい生き方の始まり』の在庫がございます(2022年10月現在)。お読みください。
お願い等
入堂時の手指の消毒と、本堂内でのマスクの着用にご協力をお願いいたします。
例年11月2日に行っている子ども報恩講は、感染防止の観点から本年は中止いたします。
真宗大谷派(浄土真宗) 茨城県坂東市 西念寺