春 みつけた!

運河水辺公園近くに住む一門徒さんより

世界を襲ったコロナ禍も丸3年が経過し、やっと一段落したかに見える昨今ですが、4年目の春が巡ってきました。桜の花は毎年、相変わらず華やかに咲きそろいますが、コロナ禍の呪縛から少し解放されて眺める今年の桜は、安堵感も加わって格別なものがあります。
私の住まいは利根運河・水辺公園の近くにあり、天気の良い日はいつも運河沿いの遊歩道を犬ならぬ自転車を連れて?歩き、途中からサイクリングに切り替えて、利根運河を周回しております。利根運河は明治23年に完成した利根川と江戸川をつなぐ日本初の西洋式運河ですが、流山市、野田市、柏市に横たわり、全長は8.5kmにもおよびます。その途中、アーバンパークライン(東武野田線)の運河駅近くの遊歩道沿いに小高い「眺望の丘」があり、ここから眺める土手沿いの桜並木と菜の花が織りなす光景が抜群なのです。一幅の絵画を観るようで、ここが私の一推しの撮影ポイントです。水辺公園の川を挟んだ両側の桜も綺麗ですよ。ぜひ一度、運河の桜を見物してください。

OTさんより

毎年、3月末か4月初旬に西念寺に墓参りに伺った時には、いつも裏庭に咲いているムラサキダイコンの花を見に行きます。私の大好きな西念寺の花です。

西念寺のムラサキダイコンの花

柏市のあけぼの山公園のチューリップ

野田市清水公園のネモフィラ

YHさんより

木になると木にエネルギーが不足し、より多くのエネルギーを得ようと、緑の葉を増やして光合成を活発にする為に、幹の途中から芽を出すことがあります。自然界の営みです。
桜の場合には、葉っぱより先に老木の幹に花(胴咲き桜)を付けて、花が落ちると枝が伸びて葉が茂ります。老木の幹に一所懸命に咲いている桜花を見ていると生命力を感じました。
今年、同じ桜の木を見に行ってみました。昨年、胴咲きさせて伸びた枝は、人間の都合で切り落とされていましたが、今年も同じ部位に芽を出していました。自然界の営みを妨げる人間のちょっとした行為が、自然破壊につながっていくとあらためて考えさせられました。

左:22年4月、右23年3月、 常総市石下総合体育館敷地にて撮影

MKさんより

3月6日(2023年)に南房総の久留里街道をドライブ中に見つけた川津桜の並木。ソメイヨシノよりも1〜2カ月早く開花します。房総の鋸南町では、源頼朝が石橋山の戦いで敗れ、同町に上陸し再起再生をはかったことに因み川津桜に「頼朝桜」という愛称をつけているそうです。下の菜の花畑は、同日、マザー牧場で撮ったものです。