寺報『おしらせ』の始まり
以下は、西念寺がほぼ毎月発行している寺報『おしらせ』の400号記念号(2021年4月発行)からの記事になります。
西念寺 前住職 釋顕明
昭和54(1979)年3月に住職になった時、西念寺では収蔵庫に引き続き本堂建設が進められていました。世話人様や建設委員の方々は募財にご尽力されていました。門徒の皆様のお顔もご自宅もあまり知らなかった私は皆様のお気持ち、ご意見をどうしたら聞くことができるか思案中でした。そんな時、世話人様から「寄付をいただきに門徒宅を回る際、工事の進み具合など説明するのに役立つ物があれば」との声がありました。そこで始まったのが工事状況や寄付金の現状、西念寺の行事などをお伝えする『おしらせ』発行です。
昭和54(1979)年7月に第1号の発行にこぎつけました。その後パソコンをはじめ、事務器機の発達はめざましく、紙面の体裁も整ってきました。そして一番力になったのが編集委員の誕生です。平成15(2003)年3月の201号から、毎月編集会議に集まり、それぞれの特技を発揮して、マンネリ化していた紙面充実に向けてスタートしました。
門徒の皆様方、ご意見、トピックスなどお寄せ下さい。楽しく読めて、そして、お釈迦様の教えに触れる良い縁となる『おしらせ』をこれからもお届けしていけることを願っています。